Windows 環境で cURL をアップデートする

2023-10-12

#cURL

#Windows

手動で cURL をアップデートする

Overview

Windows 環境でプリインストールされたバージョンを回避して、cURL を手動でアップデートする

「過去最悪」の脆弱性が解決されたらしいので、アップデートしてみようと思ったらちょっと面倒だった
「過去最悪」の脆弱性に対処した「curl 8.4.0」が公開 - 窓の杜

In Short

  1. cURLの公式サイトから最新版(もしくは希望のバージョン)のzipファイルをダウンロードする

  2. ダウンロードしたzipを解凍し、任意の場所に保存

  3. 環境変数Pathに cURL の bin ディレクトリのパスを追加

    example path
    C:\Program Files\curl\bin
  4. 環境変数Pathの順序を入れ替えて、C:\Windows\system32よりも上に 3. で追加した cURL のあるパスを持ってくる

  5. PC を再起動する

Detail

Windows には cURL がプリインストールされており、C:\Windows\System32\curl.exeに存在する
が更新が遅い

C:\Windows\system32Pathの上位に記述されているため、手動でダウンロードして新規にPathを追加しただけではプリインストールされた cURL を回避することができなかった

C:\Windows\System32\curl.exeの移動や削除も試みたが、TrustedInstaller のアクセス許可が必要と表示され、無理やり実行するのは面倒そうだった

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