Overview
Windows 環境でプリインストールされたバージョンを回避して、cURL を手動でアップデートする
「過去最悪」の脆弱性が解決されたらしいので、アップデートしてみようと思ったらちょっと面倒だった
「過去最悪」の脆弱性に対処した「curl 8.4.0」が公開 - 窓の杜
In Short
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cURLの公式サイトから最新版(もしくは希望のバージョン)の
zip
ファイルをダウンロードする -
ダウンロードした
zip
を解凍し、任意の場所に保存 -
環境変数
Path
に cURL の bin ディレクトリのパスを追加 -
環境変数
Path
の順序を入れ替えて、C:\Windows\system32
よりも上に 3. で追加した cURL のあるパスを持ってくる -
PC を再起動する
Detail
Windows には cURL がプリインストールされており、C:\Windows\System32\curl.exe
に存在する
が更新が遅い
C:\Windows\system32
がPath
の上位に記述されているため、手動でダウンロードして新規にPath
を追加しただけではプリインストールされた cURL を回避することができなかった
C:\Windows\System32\curl.exe
の移動や削除も試みたが、TrustedInstaller のアクセス許可が必要と表示され、無理やり実行するのは面倒そうだった